テニスの全豪オープンで、２年ぶりに女王に返り咲いた大坂なおみ選手（２３）が２１日、優勝から一夜明け、取材に応じました。東京五輪に向け「初めての五輪が東京なんて夢みたい」と特別な思いを語りました。

２０日に全豪オープン・女子シングルス決勝で、ジェニファー・ブレイディ選手（２５＝米国）をストレートで破り、２年ぶり２度目の優勝に輝いた大坂選手。一夜明けた２１日、ルイ・ヴィトンの華やかなワンピースに身を包み、メルボルン市内の王立植物園で優勝記念撮影を行い「きのうの光景は心に刻み込まれたし、たくさんの人が来てくれて本当にうれしい」と喜びを語りました。

祝福のシャンパンを手渡される際には、開封と同時にふき出すハプニングもありましたが、“一人シャンパンファイト”で笑顔を見せました。

東京五輪に向け大坂選手は「五輪は私には特別。初めての五輪が東京なんて夢みたい。アスリートなら誰でも楽しみにしていると思う」と思いを語りました。

また、今後の目標について「私の目標は一年を通して安定した成績を残すこと。今年はもっと安定して、この名誉に見合うようになればいいと思っている」と決意を口にしました。


写真：ロイター／アフロ