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日米豪印の外相“インド太平洋”で協力確認

2021年2月19日 0:24

日本、アメリカ、オーストラリア、インド4か国の外相による電話会談が行われ、中国の強引な海洋進出を念頭に「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け協力していくことを確認しました。

茂木外相「東シナ海・南シナ海情勢についても意見交換を行いまして、力による一方的な現状変更の試み、それぞれの国が経験している問題でありまして、また直面している問題でありまして、強く反対することで一致をいたしました」

日、米、豪、印4か国の枠組みは通称「クアッド(QUAD)」と呼ばれています。

アメリカのバイデン政権発足後、初めて行われた電話会談では、日本が提唱する「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け協力していくことを改めて確認しました。

また、ミャンマー情勢については早期に民主的体制を回復する必要性があるという点で一致しました。

アメリカのブリンケン国務長官は今回、初めて出席しました。バイデン政権は4か国による初めてとなる首脳会談の開催を打診していて、今後、調整が進められます。