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福島第一・第二原発・女川原発 異常なし

2021年2月14日 3:43

【震度6強】地震による各原発への影響です。

政府は、福島第一・第二原発、女川原発について、異常はないと発表しました。

その福島第一原発について、東京電力によりますと、原子炉に注水する設備や使用済燃料プールの冷却、汚染水を処理する施設にも異常はみられないということです。

敷地内の放射線量を計測するモニタリングポストの値にも異常は見られず、放射性物質の漏えいは認められないということです。また、外部からの電源も供給されているとのことです。

地震発生後、免震重要棟と大型休憩所と呼ばれる2つの施設で火災警報が鳴りましたが、火災やガス漏れがなかったことを確認したということです。

福島第二原発では、運転停止中の1号機の使用済燃料プールから水がおよそ160ミリリットルあふれているのが確認されましたが、燃料の冷却に問題はないとしています。

新潟県の柏崎刈羽原発についても、異常は確認されていないということです。

原子力規制庁によりますと、宮城県の女川原発、茨城県東海村の東海原発・東海第二原発についても、異常は確認されていないということです。

また、茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構の東海再処理施設、東海村やその周辺にある原子力関連の施設についても異常は確認されていないということです。