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川淵氏“話すことでないと通せばよかった”

2021年2月12日 18:20
川淵氏“話すことでないと通せばよかった”

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長の辞任で、後任人事をどうするかについて午後3時から臨時の会合が開かれていましたが、午後5時半頃に終わりました。

2時間半あまりにわたった会合は、午後5時半頃に終わり、さきほど、川淵三郎氏が記者の取材に応じました。会長の後継指名について川淵氏は、「辞退させていただきます」と話しています。

川淵氏は森会長から頼まれたのかと問われると、「済んだ話だからしたくない」と答えました。また、会長就任に対して「きちんと決まっていないことは話すことではないと通せばよかった。透明性に対して配慮が足りなかった。森さんに迷惑をかけ、世間をお騒がせしたことを申し訳ない」と話しました

会議では、後任の選考方法について参加者から、透明性のあるプロセスで決めていくのが大事だとの意見が相次ぎました。今後は後任を選考する選考検討委員会を設置して、そこで新しい会長を検討します。その後、速やかに理事会で新会長を決めるということです。

会議の詳細な内容は、このあと武藤事務総長が会見で説明することになっています。