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森会長“辞意” 組織委内部の反応は

2021年2月11日 23:30

東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森会長は、女性蔑視発言を受け、12日に辞任する意向を固めました。組織委員会の内部からはどんな反応が出ているのか。12日に臨時の会合が開かれる組織委員会の前から佐々木記者が中継で伝えます。

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森会長の辞意表明に、組織委員会の理事からは「謝罪会見もそうだし、初動から対応がだめだった。危機管理能力がない」と、組織委員会自体の動きのにぶさが指摘されています。

また、幹部から「森さんは実務で一番仕事をしていた。この辞任でオリンピックは遠のいた」という声もあがっています。

一方、川淵さんは森会長からの信頼があつく、今後IOCとも向き合うことになりますが、ある関係者は「IOCとサッカーは関係がよくない。サッカーはオリンピックを重視していないから、ぴりっとは来るかも」と話しています。

半年後に迫ったオリンピック。来月には聖火リレーが始まります。観客の上限はどうするのか、コロナ対策をしながら円滑に競技を進めるにはどうするのかなど、課題は多く残されています。

川淵さんは、突然、会長という職を担うわけですから、関係者からは、「武藤事務総長など、森会長の側近と相談しながら判断していくため、決断が遅くなるのでは」と不安の声もあがっています。

コロナの収束も見通せず、大会開催に批判的な声もある中、組織委員会の新たな顔として、国民の理解を得ながら、スピード感をもった判断が求められます。