東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長による女性蔑視と取れる発言について、群馬県の山本一太知事は１０日、自身のブログで「１日も早く辞任していただいたほうがいい」との考えを示しました。

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長による女性蔑視と取れる発言を巡っては、謝罪会見後も国内外から批判の声が相次いでいますが、群馬県の山本知事は１０日、自身のブログを更新し、最も心配なこととして、有力選手の出場辞退が相次ぐことをあげ、この際、「１日も早く組織委員会の会長を辞任していただいたほうがいい」と思うとの考えを示しました。

また、最も深刻なのは、国際社会における日本のイメージを著しく悪化させたことだとし、「日本の国益を大きく損ねていること」は、紛れもない事実だと思うなどとしています。