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英と南アで確認の変異株 9県13人で検出

2021年2月9日 19:06
英と南アで確認の変異株 9県13人で検出

イギリスと南アフリカで確認されている新型コロナウイルスの変異株が、男女13人から新たに検出されました。栃木や福島など6つの県では初めての検出となります。

13人のうち11人は、居住地は違うものの、同じ職場関連のクラスターだということです。

厚生労働省によりますと、イギリスで見つかった変異株が新たに検出されたのは、栃木県の50代男性、茨城県の50代男性、福島県の30代男性、埼玉県の40代男性、長野県の20代男性、神奈川県の30代男性、静岡県の30代男性2人と20代男性、新潟県の30代男性、群馬県の40代男性の9つの県の11人で、栃木、茨城、福島、長野、新潟、群馬の6つの県では初めての検出となりました。

厚労省は、この11人は同一施設を利用した職場の関係者で、クラスターだと認定しました。感染源は調査中で、ほかに濃厚接触者はいるものの、不特定多数との接触はないということです。

施設の所在地などは公表しないとしていますが、これまでに見つかっているクラスターと関連はないということです。

また、神奈川県では40代男性と50代女性で、南アフリカで見つかった変異株が新たに見つかりました。これまでに変異株が見つかった感染者の濃厚接触者だということです。

これで、変異株が見つかった感染者は105人となりました。