８年ぶりに日本球界に復帰した、楽天の田中将大投手（３２）が６日、沖縄・金武町で行われている１軍キャンプに合流しました。

練習前のあいさつでは「何か答えられることがあれば、気軽に答えたい。気軽に！気軽に聞いてください」とコミュニケーションを求める田中投手に対し、チームメイトは大きな拍手で迎え入れました。

初日は別メニューとなった田中投手は、キャッチボールの時にはブルペン捕手を相手に変化球を披露する場面も見られました。自身のメニューを終えると、ブルペンに足を運び若手投手の投球練習を見学しました。

およそ３時間の練習を終えた田中投手が報道陣の質問に答えました。

Ｑ．久しぶりのキャンプを終えて――

田中投手「チームのウエアを着るだけでも緊張感がある。チームメイトやチームスタッフと合流して、いよいよという気持ち」

Ｑ．無観客のキャンプについて――

田中投手「どうしようもない部分ではあるので、少しでも状況が良くなるために僕たち自身もやることをしっかりやって、見ていただける環境になった時に楽しんでもらえるような状態にしっかり作っていきたい」

Ｑ．入団会見から１週間の調整について――

田中投手「キャッチボールしたりブルペン入りしたり、遠投したりいろんなことを日によって変えてやっていた」

Ｑ．今季への思いは――？

田中投手「チームのために、１つでも多く自分が投げた試合は勝てるように投げることと、日本一に向かってやっていくということ」

Ｑ．宮城のファンへのメッセージ――

田中投手「本日からキャンプに合流しました。８年ぶりの復帰になりますけど、チームのためにもそうですし、ファンの皆様のためにもいい投球が少しでも多くできるように、しっかりとこのキャンプで練習を積んで開幕を迎えたいと思います。皆さん待っていてください」