ミャンマー軍によるクーデターに抵抗の意思を示そうと、５日、最大都市ヤンゴンの大学教員らが抗議活動を行いました。反発の声は各地に広がっています。

抗議する大学教員ら「スー・チーさん、無事でいて。軍事政権はいらない！」

ヤンゴンにある大学では、教員らが胸に赤いリボンをつけ軍に対する抗議の声を上げました。

抗議活動に参加した教職員「政府から不法に権力を奪ったクーデターを認めない。自分たちの政府をつくろうとする軍にこれ以上協力するつもりはない。クーデターの失敗を望んでいる」

教員らによる抗議活動は、各地の大学にも広がっています。

一方、地元メディアによりますと、ミャンマー第２の都市マンダレーでは、鍋などを叩き軍に抗議の意思を示した市民ら３０人以上が、当局に拘束されたということです。市民の反発が広がり当局は取り締まりを強めています。