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斉藤氏“擁立”で実質合意 衆院・広島3区

2021年2月2日 13:31
斉藤氏“擁立”で実質合意 衆院・広島3区

候補者の擁立をめぐって自民党と公明党が対立していた衆議院・広島3区について、両党は公明党の斉藤元幹事長への一本化で実質合意しました。

公職選挙法違反の罪に問われ自民党を離党した河井克行元法務大臣の選挙区、衆議院・広島3区をめぐり、公明党は斉藤元幹事長の擁立を発表したのに対し、自民党は地元県議の石橋林太郎氏を選挙区の支部長に内定しました。

この間、両党で調整を続けてきましたが、複数の与党幹部によりますと、斉藤元幹事長を与党候補として一本化した上で、石橋氏は比例ブロックの上位で処遇することで実質合意したということです。その次の選挙でどちらの党の候補を擁立するかは、改めて協議することでも一致しました。

両党は、この合意を機に、7月の都議会議員選挙や次の衆議院選挙を見据え、全面的な選挙協力を改めて確認する考えで、自民党内での最終調整を経た上で、最終合意する見通しです。