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初期にクラスター“海鮮市場”視察 WHO

2021年1月31日 18:50
初期にクラスター“海鮮市場”視察 WHO

新型コロナウイルスの発生源を調査するため中国・武漢に入っているWHO(=世界保健機関)の調査団は31日、感染拡大の初期にクラスターが起きた海鮮市場を訪れました。

調査団は日本時間の午後3時半頃、武漢市内の華南海鮮市場に到着しました。市場前はものものしい警備が敷かれ、調査団が入るとすぐに扉が閉ざされました。

訪問には中国側の専門家も同行していて、市場内で採取されたサンプルからウイルスが検出された状況などについて説明を受けたとみられます。

一方で、市場に入ってから1時間ほど過ぎた頃、調査団のメンバーたちが中国当局と何か協議している様子もみられました。

結局その直後、調査団は市場を後にしましたが、発生源の解明に向けて中国側から十分な情報提供などが行われたかが焦点となります。