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米・LA 急増する「ワクチンチェイサー」

2021年1月29日 14:19
米・LA 急増する「ワクチンチェイサー」

アメリカ・ロサンゼルスで、廃棄される前の新型コロナウイルスのワクチンを追い求める、「ワクチンチェイサー」と呼ばれる人々が急増しています。

接種会場の近くで並んでいたのは、優先接種の対象ではない「ワクチンチェイサー」と呼ばれる人々です。ロサンゼルスでは現在、医療従事者や、65歳以上の市民などが接種の対象となっていますが、予約当日に何らかの事情で会場に現れないことがあります。

解凍して準備していたワクチンは、保存時間に限りがあり廃棄処分となるため、残ってしまった分を、会場近くにいる希望者らに接種するという状況が生まれているのです。

残ったワクチンを接種しに来た人「午前4時半にここに来た。新型ウイルスは間違いなく脅威だ。ワクチンは私にとって最も重要だ」

関係者によりますと、この会場では連日、数十回分がワクチンチェイサーらに使用されているということです。