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フィギュア鍵山4回転なし95.12で首位

2021年1月27日 22:14
フィギュア鍵山4回転なし95.12で首位

27日、フィギュアスケート世界選手権代表の17歳・鍵山優真選手が、第76回国民体育大会冬季大会(愛知・日本ガイシアリーナ)の少年男子ショートプログラムに出場。4回転ジャンプを跳ばない演技構成ながら95.12点をマークする圧巻の滑りを見せ、首位スタートです。

少年男子の部はジュニア課題を演技する規定があるため、ショートプログラムでは4回転ジャンプを跳ぶことができません。鍵山選手は演技冒頭の3回転フリップ、3回転トーループのコンビネーションジャンプ、続く3回転ルッツを危なげなく成功させると、演技後半のトリプルアクセルでは満点に近い出来栄え点(3.73点)を獲得。

さらに3つすべてのスピンでも最高評価のレベル4を獲得し、先月、羽生選手、宇野選手に次ぐ3位に入った全日本選手権で2本の4回転ジャンプを跳んで記録した98.60点に迫る、95.12点を4回転ジャンプなしでマークしました。

演技後、鍵山選手は「ジャンプの内容が簡単だからこそ、演技に意識を高めてやらないといけない。今日はステップだったり、つなぎの部分をしっかりと意識をもっていけたので良かった」と話しました。

フリースケーティングは28日に行われます。


※写真は全国高校スケート選手権
写真:日刊スポーツ/アフロ