東京オリンピックで金メダルを目指す競泳・松元克央選手（２３）が２２日、東京辰巳国際水泳場で開幕した『ＫＯＳＵＫＥ　ＫＩＴＡＪＩＭＡ　ＣＵＰ』男子２００ｍ自由形に登場。その名前・克央（かつひろ）から愛称は『カツオ』。今年初めてのレースで、日本新記録で優勝しました。

スタートして、いきなり飛び出した松元選手。折り返しの１００ｍは日本記録とほとんど同じペースでターン。年末年始も元日以外毎日練習を行い、持久力を強化したという松元選手は、１５０ｍのターンでは日本記録を上回るペースで最後の５０ｍ、最後までスピードが落ちることなくそのままゴール。自身の持つ日本記録を０秒０９上回る『１分４５秒１３』の日本新記録で優勝しました。

レース後、松元選手は、「東京オリンピックで金メダルという目標を掲げているので、生半可な気持ちでは取れる目標ではないので、しっかり覚悟を決めて、どんどん追い込んでいきたい」。

そして愛称『カツオ』にかけた恒例の質問で、「今日のカツオは何カツオでしょうか？」とインタビュアーに聞かれると、「日本新記録が出たので、『新カツオ』でお願いします」。

また、松元選手は大会が設定している日本記録ボーナスの１０万円も獲得。オリンピックイヤーに最高のスタートをきりました。