おうち時間に「癒やし」を与える観葉植物や花の人気が高まっています。新たなサービスも登場しました。

　　　　◇

神奈川・川崎市の市場。色鮮やかな花の梱包（こんぽう）作業が進められていました。実はこの花――

ＬＩＦＵＬＬ　ＦＬＯＷＥＲグループ　事業責任者・篠島浩平さん「一言で言えば“お花の定期便”になりまして」

市場から直接「旬の花」を自宅のポストに届けてくれる「花の定期便」です（ＬＩＦＵＬＬ　ＦＬＯＷＥＲ　ライトプラン　１回８５８円～）。

３年前に始まったこのサービス。おうち時間が増えた今、部屋を彩り「癒やされたい」と、利用者は前年の２倍ほどに増えているということです。

篠島さん「今週どんな花が届くんだろう。届いた時のワオという体験が大きいかなと思います」

花の人気はおなじみ「ふるさと返礼品」でも急上昇。「さとふる」によりますと、花や観葉植物の寄付額は、前年に比べておよそ１．８倍増えたといいます（去年４月～１１月）。

観葉植物の返礼品を出している鹿児島県の会社は――

Ｇｒｅｅｎ　Ｂａｓｅ永嶺悟さん「去年がだいぶ増えた傾向。植物が届いて癒やされたとか元気をもらったと、作っている側からすれば大変うれしい」

今後は家庭向けにいっそう力を入れていきたいということです。

人気が広がる中、コロナ禍ならではのサービスも。

ＢＯＴＡＮＩＣ　代表取締役・上甲友規さん「お店にお越しいただけないお客様にも接客の機会をご提供できないかと。オンラインでの接客を通したお花や植物の販売を行っています」

オンラインでの購入システムです。自宅にいながら好みの花を選ぶことができます。実際に番組スタッフが体験。

「食卓なんですけど、さみしい感じなので机の真ん中に華やかになる花を」

ＢＯＴＡＮＩＣ　ディレクター・工藤雄貴さん「すぐお楽しみいただけるのだとこういったものも」

部屋の様子を見てもらいながら、おすすめの花を提案してもらえます。

工藤さん「おまたせしました。バサッととってみたんですけど」

「すごい！かわいい！」

選んだ花はその日のうちに配送されるということです（Ｙｏｕｒ　Ｆｌｏｒｉｓｔ　３３００円～※配送料別　当日発送）。

ＢＯＴＡＮＩＣ　代表取締役・上甲友規さん「自宅のインテリアの形状や日当たりなどの環境を含めて最適な植物・お花を提案できるのはメリットだなと。近くにお花屋さんがないような人に使っていただきたい」

育て方がわからない人に向けた無料で相談できるサービスもあるということです。