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波乱 五輪代表内定、張本が準々決勝敗退

2021年1月16日 19:34
波乱 五輪代表内定、張本が準々決勝敗退

【卓球 全日本選手権:16日、丸善インテックアリーナ大阪】

大会6日目、男女シングルスの準々決勝が行われました。男子シングルスでは東京五輪代表に内定している張本智和選手(17)が1-4で敗れ、準決勝進出を逃しました。

張本選手は同じ木下グループ所属の及川瑞基選手(23)と対戦しました。出だしからリードを許し、3ゲーム続けて奪われた張本選手。後がなくなり流れを変えようと、第4ゲームは得意のバックハンドでポイントを重ね、初めてゲームを奪い返します。

逆転を狙う張本選手でしたが、続く第5ゲーム、及川選手の積極的な攻撃でミスが重なり、ゲームカウント1-4で敗れました。

張本選手は「最初から最後まで落ち着いて戦うことができず、ずっと地に足がついていない状態だった」と、日本のエースがまさかの準々決勝敗退となりました。

また、「今回は負けた悔しさより、疲れたという方が多くて、気持ちの喜怒哀楽を表せるほど元気じゃないなという感じはします」と語りました。

女子ではこちらも東京五輪代表に内定している伊藤美誠選手(20)、石川佳純選手(27)が共に勝利し、ベスト4入り。

準決勝で伊藤選手は前回大会で敗れた早田ひな選手(20)と、石川選手は16歳の木原美悠選手と対戦します。

■男子シングルス準々決勝の結果
田中佑汰4-2丹羽孝希
森薗政崇4-1英田理志
吉田雅己4-1龍崎東寅
※ヨシは下が長い

■女子シングルス準々決勝の結果
早田ひな4-1佐藤瞳
木原美悠4-0平侑里香

写真:森田直樹/アフロスポーツ