3府県あすにも宣言へ 町では戸惑いの声も
新型コロナウイルスの感染拡大で政府は13日にも大阪・兵庫・京都の3府県を緊急事態宣言の対象に追加する方針を固めたことを受け、府民からは戸惑いの声があがっています。
大阪府では11日、月曜日としては過去最多の480人の感染が判明するなど、大阪・兵庫・京都の3府県で感染が急拡大しています。
政府は、早ければ13日にも3府県を緊急事態宣言の対象に追加する方針を固めました。期間は首都圏と同じ来月7日までとなる見通しです。
「すごく不安。(緊急事態宣言の発出が)ちょっと遅い気がする」「緊急事態宣言が出ても何一つ日常は変わらないと思う」
大阪府は12日夕方、対策本部会議を開き、14日から大阪府全域の飲食店などに対し、午後8時までの短縮営業を要請することを決める方針です。
新たに要請の対象となる堺市の居酒屋では、少しでも売り上げを増やすため、定休日の12日も営業します。
「海ごこち」藪井智一代表「午後8時までの要請に従うように考えている。正直いつまで続くのか判断がつかないまま経営をしていくのは難しい」
大阪府は要請に応じた店舗には、1日6万円の協力金を支給する方針を示しています。