アメリカ・ロサンゼルス。人気のない球場に手向けられた花束と、その傍らで涙する男性――

メジャーリーグの“レジェンド”トミー・ラソーダさんが先週７日、亡くなりました。９３歳でした。

ラソーダさんといえば、元投手・野茂英雄さんが海を渡りメジャーリーグに挑戦した際に監督を務めていた人物。野茂さんを「私の息子」と呼ぶほど愛情をもって接した恩師です。

監督として、ワールドシリーズを２度制覇。日本の球団アドバイザーも務め、２００８年には旭日小綬章が贈られました。

ラソーダさん「天皇陛下から勲章をいただけるとは素晴らしい！」

現地新聞は「彼はスターであり、名監督だった」と、その功績を称えています。