１都３県に緊急事態宣言が出されてから初めての週末となった９日の首都圏の人出は、２週間前と比べて減っているものの、前回の緊急事態宣言直後の週末と比べ、２倍以上の人出となっていることがわかりました。

１０日午前１０時ごろの東京・銀座では、マスクに厚手のコートなどで歩く人の姿も見られますが、人通りはまばらです。

一方、携帯電話の位置情報の解析によりますと、９日の首都圏の人出は２週間前と比べて、渋谷センター街でマイナス３２．５％、銀座駅でマイナス２８．４％、神奈川・箱根湯本でマイナス６８．３％となるなど、それぞれ減少していました。

一方、前回の緊急事態宣言直後の土曜日と比べると、渋谷センター街で３２９．２％、銀座駅で２４９．６％、新宿・歌舞伎町で１０１．５％など、２倍以上の人出となっています。