新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が出されている東京都内では、９日、新たに２２６８人の感染が確認されました。

都内の新たな感染者は１０歳未満から１００歳以上までの２２６８人で、３日連続で２０００人を超えました。

感染経路別では家庭内感染が４８６人で最も多く、次いで、会食や飲み会での感染が７９人いました。中学生の子どもから両親や兄弟６人に感染したケースのほか、同じシェアハウスに住む２０代の男女約２０人がカウントダウンパーティーを行い、これまでに７人の感染が確認されたケースもありました。

重症者数はこれまでで最も多かった８日と変わらず、１２９人でした。

都の担当者は、「感染者が年末から倍になっている今、行動に伴うリスクも高まっているので、３連休もできるだけ外出を自粛してほしい」と呼びかけています。

９日に全国で確認された感染者は過去２番目に多い７７９０人となりました。都道府県別では９９９人の神奈川をはじめ、埼玉、千葉と緊急事態宣言が発出された首都圏の３県で過去最多を更新するなど、９つの県で過去最多となっています。

また、亡くなった人は５９人確認され、国内の死者は累計で４０３５人となりました。

８日時点の重症者数も８２７人と２日連続で８００人を超え、過去最多を更新しています。