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コロナ禍で“新コラボ”人気カレーに猫も!

2021年1月4日 20:20
コロナ禍で“新コラボ”人気カレーに猫も!

感染拡大の苦しい状況を、「コラボ」で乗り切ろうとする動きが広がっています。あの人気カレーが居酒屋で…活路を見いだすため、意外なアイデアも登場しています。

4日、都内の居酒屋。時短営業で売り上げが下がったことをきっかけに去年夏、新たにランチ営業を始めたといいます。提供されていたのはカレー。実はある特徴が…。

東京豚酒場・岡村誉代表「ゴーゴーカレーさん監修の金沢カレー」

全国におよそ70店舗を展開するカレーチェーンのルーを使用しているのです。

東京豚酒場・岡村誉代表「ゴーゴーカレーさんのおかげで確実な売り上げはアップしたなと」

カレーを導入後、ランチの売り上げはおよそ、5倍に増えているといいます。このコラボにルーを購入する料金以外はかからないということです。助かっているのは居酒屋だけではありません。カレーチェーンの代表は…。

ゴーゴーカレーグループ・宮森宏和代表「(コロナ禍で)お客様が減ったりとか、ルーの製造も減っちゃったんですね。みなさまに使っていただけることによって、カレーの製造も増えますし、雇用も確保できますし」

居酒屋などにルーを卸すことで、会社の利益につながっているといいます。

ゴーゴーカレーグループ・宮森宏和代表「食を扱う仲間としてですね。みんなでこのコロナを乗り越えていきたいなと」

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コロナ禍を乗り切るための「コラボ」の動きは他にも…。

神奈川県にあるガソリンスタンドでは、敷地内にキッチンカーがありました。飲食業者向けに敷地を無料で開放しているのです。

COCOMO CURRY・関信夫さん「土日のイベントとかも全部なくなってしまったので、出店する場所がなくなってしまって困っていたところ、ここのガソリンスタンドの会社の方が紹介してくださった。本当に助かってます」

現在このガソリンスタンドでは、焼き芋を販売する業者なども敷地を利用しているといいます。

湘南菱油・大場雅史営業副本部長「横須賀という場所、三浦半島という場所が盛りあがる。異業種様とコラボすることによって、たくさんのお客さんを呼ぶことができるのではないかなという。そういう心意気でやっています」

さらに別のガソリンスタンドでは、農家との「コラボ」も。

湘南菱油・大場雅史営業副本部長「野菜を販売しております」

行き場のなくなった野菜を地元農家から買い取って販売し、その売り上げを医療従事者へのお弁当代などとして寄付しているということです。

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異業種と協力し、街を盛りあげようとする企業がある中、和歌山県では意外なものと「コラボ」することで大人気となっている商品があります。

瓶詰めされているのはオレンジジュース。ホテルが1度は購入したものの客が激減し、余ってしまったジュースを和歌山県の会社が買い取ったといいます。そのオレンジジュースと「コラボ」させたのはなんと…猫!パッケージにはかわいいイラストが描かれています。

中田鶏肉店・中田直希専務「ニャンジュースですね。(猫の)飼い主の方に飲んでいただくジュースですね」

さらに、猫の飼い主向けのジュースと、猫用こたつをセットにして販売しているのです。すると、猫好きの目にとまり注文が殺到。

中田鶏肉店・中田直希専務「1300~1400セットぐらいのご注文をいただいております」

すでに仕入れたジュースの半分、3600リットル分が売れたといいます。猫との「コラボ」ということで、売り上げの一部は保護猫の活動に使われているということです。