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宣言発出検討 枝野氏「判断遅きに失した」

2021年1月4日 21:36
宣言発出検討 枝野氏「判断遅きに失した」

菅首相が緊急事態宣言の発出を検討する考えを示したことについて、立憲民主党の枝野代表は「判断は遅きに失した」と指摘しました。

立憲民主党・枝野代表「今回の判断は遅きに失したということは、大変残念でありますが、それでも出さないよりは何倍もマシでありますので、そのことについては評価をしたいというふうに思っています」

また、枝野代表は緊急事態宣言の発出に伴う飲食店などの損失について、「補償をしっかりとセットで打ち出すべきだ」と強調しました。

一方、自民党の森山国対委員長と立憲民主党の安住国対委員長が会談し、緊急事態宣言が発出される際には事前に衆参の議院運営委員会で政府側から報告を受け、質疑を行うことを確認しました。

自民党・森山国対委員長「感染の拡大が続いているということは、極めて遺憾なことでございます。特措法を含めて必要な法律の改正があるとすれば国会としても対応を急ぐ」

会談後、森山委員長は新型コロナウイルス対策のための特別措置法改正案について、来月初めの成立を目指す考えを示しました。