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異例の元日 初詣控え…参拝客ら大幅に減少

2021年1月1日 16:48
異例の元日 初詣控え…参拝客ら大幅に減少

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、全国的に初詣を控える傾向が強く、神社やお寺では参拝客が大幅に減少した異例の元日となりました。

東京では先月31日、新型コロナの1日の感染者が初めて1000人を超えています。明治神宮では例年なら参道が参拝者で埋め尽くされますが、1日は本殿の前にさえ列がありませんでした。

明治神宮・水谷敦憲総務部長「激減という表現の方が適切だと思います」

参拝客「スムーズに参拝できたのと、やはりちゃんと対策がとられていたのかなって」

今年は、密を避けるため、お守りなどの特設授与所が複数設置されています。明治神宮によると、参拝客は例年の半分ほどになる見込みだということです。

携帯の位置情報の解析によりますと、前年の大晦日と比較した先月31日の人出は、明治神宮でマイナス60.8パーセント、太宰府天満宮ではマイナス78パーセントと、ほとんどの神社やお寺で大幅に減少しています。

一方、繁華街の先月31日夜の人出を前年の大晦日と比べると、渋谷センター街でマイナス50.8パーセント、北海道・すすきのでもマイナス41.3パーセントと、こちらもほとんどの地点で大幅に減少していました。