２日と３日に箱根駅伝が行われます。２日の往路、３日の復路とも冬晴れとなるでしょう。寒風の中で熱い戦いが繰り広げられそうです。

大手町スタート時は晴天、気温は４℃前後の見込みです。１区（大手町～鶴見）では、風は比較的穏やかでしょう。好タイムを競う、スピードレースとなるかもしれません。

２区（鶴見～戸塚）、３区（戸塚～平塚）、４区（平塚～小田原）では、徐々に南西の風が強まるとみられます。ランナーにとっては向かい風の区間が多いでしょう。

５区（小田原～芦ノ湖）の最高点付近では、地形の影響もあって、向かい風が強まる可能性が少しあります。２０１３年の８９回大会では、強風による体力消耗で、２校がたすきをつなぐことができませんでした。各校は部員を配置するなど、気象情報を積極的に収集すると思われます。

復路は、氷点下の厳しい冷え込みでのスタートとなります。６区（芦ノ湖～小田原）は、ランナーが最も気温上昇を感じる区間です。晴天が予想され、１時間ほどで、５℃以上の急激な温度変化を体感するでしょう。

７区（小田原～平塚）、８区（平塚～戸塚）は、北風や北東の風が予想されます。ランナーにとっては、向かい風の区間もあるでしょう。今年は観衆がいない分、例年に比べると、風を感じやすいかもしれません。

９区（戸塚～鶴見）、１０区（鶴見～大手町）も北風が予想されます。レースに強く影響するほどの強風ではない見込みです。底力を持っているランナーが熱い戦いを繰り広げそうです。

※観戦や応援目的での外出はお控えください。