内戦が続く中東イエメンの空港で３０日、爆発があり、少なくとも１３人が死亡、数十人がケガをしました。

爆発音を聞いて、一斉に駆け出す人々。煙が立ちのぼり、銃声らしき音も聞こえます。ロイター通信によりますと、イエメン南部アデンの空港で３０日、新たに発足した内閣の閣僚らを乗せた飛行機が到着した直後に爆発があり、少なくとも１３人が死亡、数十人がケガをしました。治安当局者は迫撃砲３発が空港に着弾したと述べたということです。

イエメンではハディ暫定政権とイスラム教シーア派系の武装組織「フーシ派」が内戦を続けています。犯行声明は出ていませんが、中東の衛星テレビ局アルジャジーラによりますと、暫定政権側はフーシ派による攻撃だと非難しています。