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英から帰国女性に変異種 入国時は“陰性”

2020年12月27日 23:22

新たに、イギリスから帰国した東京都の50代の女性が、感染力が強い新型コロナウイルスの変異種に感染していたことが分かりました。

変異種のウイルスが検出されたのは、今月13日にイギリスから羽田空港に到着した東京都に住む50代の女性です。

厚生労働省によりますと、女性は空港検疫での抗原検査では陰性でしたが、19日に待機していたホテルで微熱があったことなどから、PCR検査をうけたところ、感染が確認されたということです。女性の濃厚接触者はいないということです。

国内で変異種への感染が確認されたのは8人目ですが、入国の際の抗原検査で陰性だった人に、その後、変異種への感染が確認されたのは初めてです。

一方、変異ウイルスの遺伝子検査は、国立感染症研究所で行っていますが、年明けにも、地域の検査機関でも変異種を検査できるようにするとのことです。