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連覇へ ナガマツペア決勝進出

2020年12月26日 19:18
連覇へ ナガマツペア決勝進出

バドミントンの全日本総合選手権(東京・町田市立総合体育館)5日目が26日に行われ、女子ダブルスの永原和可那選手(24)と松本麻佑選手(25)のナガマツペアが連覇へ向け決勝進出を決めました。

ナガマツペアは準決勝で、櫻本絢子選手(25)・高畑祐紀子選手(22)組と対戦。永原選手が連続スマッシュでポイントを奪うと、松本選手が相手の強打に対し絶妙なレシーブでネット際に落とすなど、個々の能力の高さを発揮しました。

さらに、松本選手のスマッシュで相手の体勢を崩し、永原選手が冷静に空いたスペースへショットを決めるなど、高いコンビネーション力も披露。21-17で第1ゲームを先取しました。

第2ゲームでは、松本選手が身長177センチの高さを生かしたプレーで相手の意表をつくなど、危なげない試合運びを見せ2-0(21-17、21-17)でストレート勝ち。決勝に駒を進めました。

試合後のインタビューで永原選手は「力が入ってしまってなかなか自分のプレーが出せなかったんですけど、松本が冷静にプレーしてくれてすごくパートナーに助けられた」と振り返り、連覇のかかる決勝に向けて「また決勝の舞台に立てることはすごくうれしいことなので、2人で楽しみながら優勝を目指して頑張りたい」と意気込みを語りました。

また、連覇へプレッシャーはないか問われた松本選手は「そこまで感じてはいないんですけど、あまり考えすぎずに自分たちのプレーを最後まで続けられればいいと思います」と、落ち着いた表情で話しました。

一方、福島由紀選手(27)と廣田彩花選手(26)のフクヒロペアは、米元小春選手(30)・田中志穂(28)組にストレート勝ち。決勝はナガマツペアとフクヒロペアの一戦となり、2018・19年の世界選手権決勝カードが再現されます。

写真:日刊スポーツ/アフロ