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中国・大連市で移動制限 大規模PCR検査

2020年12月22日 22:22

中国東北部の大連市は、新型コロナウイルスの感染が広がっているとして、都市間の移動を制限するとともに、大規模なPCR検査を行うと発表しました。

中国メディアによりますと、遼寧省大連市では、今月15日から22日までに新型コロナの感染者が5人確認されたほか、無症状の感染者が12人見つかったということです。

大連市の衛生当局は22日に会見を開き、市民に対して必要がない限り大連を離れないよう求めるとともに、離れる場合には過去7日以内のPCR検査の陰性証明を提示するよう通達しました。

また、大連市は「きょうから市内全域で大規模なPCR検査を行う」と発表しました。

中国では各地で感染例の報告が相次いでいて、中国政府は感染の再拡大に警戒を強めています。