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“わいせつ”教職員懲戒処分 2番目の多さ

2020年12月22日 18:59

昨年度、わいせつ行為などで懲戒処分を受けた教職員の数が、273人と過去2番目に多かったことがわかりました。

文部科学省の調査によりますと、昨年度、わいせつ行為などで懲戒処分を受けた教職員の数は、前年度に次いで2番目に多い273人でした。そのうち、児童生徒へのわいせつ行為は126人で、121人が懲戒免職、5人が停職となっています。文部科学省は「きわめて深刻に受け止め、児童生徒へのわいせつ行為は懲戒免職という原則を徹底していきたい」としています。

また、精神疾患により休職をしている教職員の数は、1979年の調査開始以来、過去最多の5478人にのぼることもわかりました。保護者の過度な要求への対応や、学習指導要領の改訂による業務量の増加や複雑化などが原因とみられています。