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SBがドコモ対抗プラン KDDIの今後は

2020年12月22日 20:42
SBがドコモ対抗プラン KDDIの今後は

大胆な値下げプランを打ち出したNTTドコモに対抗し、ソフトバンクは、月額2980円のプランを発表しました。政府が携帯電話料金の値下げを求める中、動き出した携帯大手3社の値下げ競争。注目されるKDDIの今後の対応は?

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22日、ソフトバンクが発表した携帯電話の新料金プラン。

ソフトバンク・榛葉淳副社長「新たなブランドということでSoftBank on LINE」「4G5G共通プランで月額20ギガバイトまで2980円」

ソフトバンクは、傘下のラインモバイルを完全子会社化して、来年3月に新ブランドをスタート。データ通信量20ギガバイトで月額2980円(税別)の割安プランを導入すると発表しました。申し込みなどのすべての手続きは、LINEアプリなどオンラインで行うということです。

いま、菅政権が各社に迫っている携帯料金の値下げ。今月3日、NTTドコモは…。

NTTドコモ・井伊基之社長「新プランの名前は『ahamo』といいます」「(月々)20ギガバイト」「価格は(月)2980円」

ドコモが発表した20ギガバイトで2980円の大胆な値下げプランと横並びの料金を打ち出したソフトバンク。LINEのサービスを利用する場合は通信量にカウントせず“使い放題”であることなどを売りにしています。

一方、KDDI(au)は年明け1月にも新たな料金プランを発表する見込みです。

利用者は――。

ソフトバンクユーザー「(月額)8000円いかないくらい」「それが下がるのであれば安いに越したことはない」

ドコモユーザー「キリが良ければ(料金プランを)見直したい」

KDDI(au)ユーザー「ドコモ、ソフトバンクときているのでauも格安になってくれれば」

ソフトバンクは大容量のプランについても3月から主力ブランドを無制限のプランにして月額6580円に…。5Gでは1900円の値下げとなります。ドコモの新プランと同等にして対抗する構えです。

携帯料金の値下げ競争は今後も激しさを増しそうです。