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金正日総書記死後9年 金委員長が宮殿参拝

2020年12月17日 10:44

北朝鮮メディアは、金正恩委員長が、金正日総書記の死後9年となるのに合わせ、遺体が安置されている宮殿を訪れたと報じました。

17日付の労働新聞は、金委員長が金正日総書記の遺体が安置されている錦繍山太陽宮殿を参拝する様子を写真付きで報じました。金委員長の妹・金与正第1副部長らも同行しています。

17日は金正日総書記の死去からちょうど9年にあたり、金委員長は「一心団結の国を全世界に輝かせてくれた総書記に崇高な敬意を表した」と伝えています。また、幹部らは金正日総書記の思想を固く守るとした上で、「金委員長の指導に従って社会主義の新たな勝利に向け責務を全うする」と強調しました。

年明け1月に予定されている朝鮮労働党の党大会を前に、国民の結束を高める狙いがあるものとみられます。