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箱根駅伝V奪還へ!強豪駒大&東海大が闘志

2020年12月17日 20:03
箱根駅伝V奪還へ!強豪駒大&東海大が闘志

来年1月2日、3日に行われる、第97回箱根駅伝までおよそ2週間。混戦が予想される中、王座奪還を狙う強豪校が自信をのぞかせました。

13年ぶり7度目の優勝を狙う駒澤大学は、2年生エース・田澤廉選手の走りに注目です。前回の箱根駅伝では、1年生で7人抜きを達成。先月の全日本大学駅伝では、アンカーを務め、6年ぶりの優勝に貢献しました。

この走りに、駒澤大OBで東京オリンピックのマラソン代表に内定している中村匠吾選手は、「アンカーが田澤選手ということで安心してみることができました。これから駒澤大を背負っていくような本当に強い選手になるのかなと思っています」と、太鼓判を押しました。

大八木弘明監督は、「往路優勝したらそのままの流れで最終的に優勝したいけど、最低3番には入りたい」と、チームの目標を語り、田澤選手は「エースが走らなきゃ勝つことはできませんし、チームの(往路)優勝と、最低3位以内に向けて、自分の走りで貢献したいと思っています」と、意気込みました。

一方、前々回の箱根駅伝を制した東海大学は、主将の塩澤稀夕選手と共に、西田壮志選手と名取燎太選手の3人に注目です。

箱根を知る4年生の“3本柱”で2年ぶりの王座奪還を狙います。

塩澤主将は「何より3人とも区間賞を狙っているので去年に引けを取らない戦力で優勝を十分に狙えると考えています」と宣言。

そして、両角速監督は、「終盤まで粘り強く走り、そして優勝のフィニッシュテープを切りたいなというふうに、もくろんでおります」と、笑顔で目標を語りました。

写真:森田直樹/アフロスポーツ