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【天気】雪のピークあすにかけて続く

2020年12月16日 21:02
【天気】雪のピークあすにかけて続く

日本海側では雪が降り続いていますが、今回は雪の降り方、積もり方が記録的となっています。

群馬県みなかみ町藤原の15日午前1時の積雪は0センチ、それが16日午後8時には179センチとなりました。179センチの積雪自体は特に珍しくはないのですが、2日弱でこれだけ積もるということが記録的なんです。48時間の降雪量は藤原や、新潟県の湯沢で観測史上1位の記録となっています。

この大雪をもたらしているのは寒気の筋状の雲です。この雲が発達しています。どうして発達しているのかというと、上空には非常に強い寒気が入っていますが、日本海の海水温が平年より高いので、温度差が大きくなり雪雲が発達しているのです。日本海側は大雪だけでなく、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

17日にかけても山陰から北の日本海側は雪が降り続くでしょう。ただ、午後になると西日本の日本海側から雪雲が弱まってきそうです。

予想降雪量は17日夕方までの多いところで、関東甲信で90センチ、北陸で80センチとなっています。引き続き交通障害に警戒し、着雪や雪崩にもご注意下さい。雪のピークは17日にかけて続きます。