アメリカで１４日、製薬大手ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスのワクチンの接種が始まりました。

アメリカで初めてとなるファイザーなどが開発したワクチンの接種は、１４日、ニューヨーク市内にある病院で行われました。接種を受けたのは、新型ウイルスなどの患者の治療にあたる男性医師ら、合わせて５人です。

接種受けた医師「素晴らしい。これまでの他のワクチンとは違いは感じなかった。ワクチン接種が受けられてとてもうれしいし、感謝している」

ただ、感染拡大には歯止めがかかっていません。

ニューヨーク市内の飲食店では、１４日から店内での飲食が再び禁止となり、日本食の店では、屋外で営業を続けるための準備が進められていました。

『レストラン日本』馬越恭弘さん「冬の寒さを乗り切るための準備。店を閉めるにしても仕方ありませんが、それに対する補償や援助も一切ありません」

外で飲食する客「すごく寒い。店内で食事ができたらいいのに。店内飲食の禁止で多くの店は苦しんでいると思う」

ニューヨーク市内では新型ウイルスの影響ですでに４５００もの飲食店が閉店しているとの調査結果もあり、店内営業の禁止で、さらに厳しい状況になりそうです。