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ワクチン、工場から全米へ発送作業始まる

2020年12月14日 1:05

アメリカでは、製薬大手ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスのワクチンの接種開始に向けて、製造工場から全米への発送作業が始まりました。

中西部ミシガン州にあるファイザーの工場では、ワクチンが入った特殊なケースに大量のドライアイスを入れ、一つ一つ箱詰めする作業が行われました。

最初のおよそ300万回分のワクチンは、14日以降、全米の病院など636の施設に順次届けられる予定です。

アメリカでは、一日あたりの新たな感染者数は連日20万人を超え、死者数は合わせて30万人に迫るなど、感染拡大が深刻となる中、まずは、医療従事者と長期療養施設の入所者への接種が始まります。