×

医療ひっ迫…大阪で病院関係者らが緊急会合

2020年12月13日 12:10
医療ひっ迫…大阪で病院関係者らが緊急会合

大阪府医師会は、新型コロナウイルスの感染拡大でひっ迫する医療体制への対応策を話しあうため、府内の病院関係者らを集めた緊急の会合を開いています。

会合には医師会や病院協会の会長のほか、新型コロナの重症患者を受け入れている病院の関係者らが集まり、年末年始にかけて病床や看護師をどう確保していくのか、非公開で協議しています。

重症者がすぐに入院できる病床の使用率が80.9%となるなど医療体制がひっ迫しているため、医師会が緊急に会合を呼びかけたもので、主な医療機関がそろって協議するのは初めてです。

一方で、「医療関係者だけで忌憚(きたん)なき意見を出したい」として、行政の関係者は参加していません。

大阪府では12月の死者が12日、82人となり、月別で過去最多を更新しています。