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感染予防怠れば「喪に服すことになるかも」

2020年12月12日 8:40

WHO(=世界保健機関)は11日、クリスマスなどでの集まりで新型コロナウイルスの感染予防を怠れば、「喪に服すことになるかもしれない」と警戒を呼びかけました。

WHO・テドロス事務局長「祭事の多いこの季節は、くつろぎと祝いの時だが、(新型ウイルスに対する)ガードを緩めてはいけない」

WHOのテドロス事務局長はこう述べた上で、パーティーなどで適切な感染予防に向けた行動をとらなければ、ただちに「喪に服すことになるかもしれない」と警告しました。

WHOによりますと、過去6週間で世界全体の1週間あたりの死亡者は約60%増加し、そのほとんどがヨーロッパとアメリカ大陸に集中しているということです。

新型コロナウイルス感染の第2波が続くヨーロッパでは、フランスやドイツなどでクリスマス中の感染対策を緩和する方針ですが、テドロス氏は、感染が広がる地域では、自分と他人の安全のためにあらゆる注意を払うことが「最高のプレゼント」だと呼びかけました。