プレコンセプションケア日米合同WEB会議
妊娠前から始めるヘルスケアとして注目されている「プレコンセプションケア」を普及させるため、産婦人科の医師らが中心となって日米合同のオンライン会議が開催されました。
「プレコンセプションケア」とは、若い男女が将来の妊娠を見据えて日々の生活や健康と向き合うことで、これにより次の世代の子どもの健康にもつながるとして、近年、注目されているヘルスケアです。
12日の会議は、婦人科の医師らが中心となって、アメリカと東京、秋田をオンラインで結んで開催され、およそ150人が参加しました。
国内では、「痩せすぎ」の女性の増加に伴い低出生体重児の出生率が1970年代のおよそ2倍に増えていることなどから、登壇した医師らは妊娠を望む前からの健康管理の重要性を訴えました。
国立成育医療研究センター・荒田尚子医師「若い世代の人に、おしゃれになるというか、かっこいいとか、そういう雰囲気を作っていけたらいいんじゃないかと思っています」
主催した医師らは、今後、教育現場や企業と連携して啓発していきたいと話しています。