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逼迫の1人親世帯に2度目の臨時特別給付金

2020年12月12日 0:34

新型コロナウイルスの影響で収入が減るなどして生活がひっ迫しているひとり親世帯に対して、厚生労働省は、年内をめどに2度目の臨時特別給付金を支給すると改めて発表しました。

ひとり親世帯への支援として、厚労省は、児童扶養手当を受給する人や、新型コロナウイルスの影響で、直近の収入が、児童扶養手当の対象水準に下がった人などを対象に、1世帯あたり5万円、さらに2人目以降の子ども1人につき3万円を加えた臨時特別給付金を支給しています。

田村厚生労働大臣は11日の定例会見で、年内をめどに、2度目となる臨時特別給付金を、1度目と同じ額支給すると改めて発表しました。

1度目の臨時特別給付金の支給では、これまで児童扶養手当の対象ではなく、新型コロナウイルスの影響で急激に生活がひっ迫したとして申請された件数は、10月末時点で3万3000件にのぼるということです。

厚労省は、今後新たに申請をする世帯には、1度目の支給分と合わせた額を支給するということです。