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青学大・原晋監督 箱根連覇へ“絆大作戦”

2020年12月10日 20:13
青学大・原晋監督 箱根連覇へ“絆大作戦”

来年1月2、3日に行われる第97回箱根駅伝に向けて、青山学院大の原晋監督(53)が毎年恒例となった作戦名を発表しました。

「いつもは横文字やカタカナが多かったけど、ワクワク、ハッピー、サンキューとかね」と振り返り、今回の作戦名については「まじめにいきます、“絆大作戦”」。

◇青山学院大・原晋監督の過去の大作戦名◇

2015年「ワクワク大作戦」初優勝
2016年「ハッピー大作戦」2連覇
2017年「サンキュー大作戦」3連覇
2018年「ハーモニー大作戦」4連覇
2019年「ゴーゴー大作戦」2位
2020年「やっぱり大作戦」優勝※2年ぶり5度目の優勝


原監督はコロナ禍で「絆」を大切にしたいといい、「会いたくても会えないふるさとの仲間や彼女や彼氏、つながりが薄れております。『絆』を大切にしてレースに挑みたい。箱根駅伝を通して多くの国民の皆さんに元気と勇気、そして『絆』を取り戻す活動をしていきたいと思います」とコメントしました。

さらに、「コロナ禍の中において日本、世界でも分断社会になってきている気がするんです。『会話をしてはいけない』『人との距離を置かないといけない』『自粛をしなくてはいけない』やらなくてはいけないことだけど、新年度を迎え箱根駅伝を皮切りにコロナウイルス感染拡大が収束することを祈る、そういう思いもあります。そしてもう1つは、大混戦となる今回の箱根駅伝で1区間ともにブレーキは許されません。部員全員の絆をもって走りきる。それが総合優勝への近道だとそういう思いを込めまして“絆大作戦”とさせていただきました」と作戦名を決めた経緯を話しました。

そして、前回大会で2年ぶりに総合優勝を果たし、今大会に向けては「キーマンとなるのは全ての選手ですね。チーム47名全員がキーマンです。そして目指すは総合優勝。箱根駅伝連覇でございます」と連覇を目標に掲げました。