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東武東上線で電車が倒木と衝突 ケガ人なし

2020年12月4日 16:16
東武東上線で電車が倒木と衝突 ケガ人なし

4日昼前、埼玉県川越市の東武東上線で、走行中の電車が倒れてきた木と衝突する事故があり、およそ4時間にわたり運転を見合わせました。

東武鉄道によりますと、4日午前11時15分頃、東武東上線の霞ケ関駅と鶴ケ島駅間を走行していた下りの準急電車が、倒木と衝突しました。

乗客乗員およそ100人にケガはありませんでしたが、先頭車両前面のガラスが割れたほか、パンタグラフが2つ損傷しました。

電車の運転士によると、線路側に木が倒れてくるのを目撃したため、非常ブレーキをかけたものの間に合わなかったということです。

事故当時、線路脇の敷地では木を伐採する作業がおこなわれていて、何らかの原因で木が線路側に倒れたとみられています。

木の撤去作業が終わり、東上線は午後3時半頃、運転を再開しています。