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米司法長官 大統領選“不正証拠なかった”

2020年12月2日 6:28

アメリカのバー司法長官が1日、大統領選挙について、「結果を覆すほどの大規模な不正の証拠は見つからなかった」とメディアに対し言及しました。

バー司法長官は、AP通信のインタビューに応じ、「現時点で、選挙結果を覆すほどの大規模な不正の証拠は見つかっていない」と述べました。「FBI(=連邦捜査局)などが調査した結果だ」としています。

バー長官は、トランプ大統領に近い立場で知られますが、閣僚から「不正の証拠がない」との発言が出たことで、大統領は一層厳しい立場に立たされています。

この発言を受け、トランプ陣営は、「司法省は何も調査をしていない」などと反論する声明をすぐさま出しています。

一方、政権移行を進めるバイデン氏は1日、財務長官に指名したイエレン氏ら経済閣僚の候補らと演説を行いました。

議会で承認されれば、初の女性財務長官となるイエレン氏は、「私たちは歴史的な危機に直面している」などと訴えました。