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GoTo“東京の一時除外”結論持ち越し

2020年11月25日 2:04

東京都の小池知事は、菅総理大臣らと対応策を協議しましたが、「GoToトラベル」の一時除外については、結論を持ち越しました。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、小池知事は、菅総理や西村経済再生担当大臣と相次いで対応策を話し合いました。

関係者によりますと、「GoToトラベル」の一時除外について小池知事は、「感染拡大地域から旅行に行く人たちを対象にすべき」との考えを伝えましたが、政府側は、感染拡大地域を「目的地」とする旅行者が対象との方針を変えず、また、東京を除外することについて、政府から強い要請は出なかったということです。そのため、引き続き協議していくことになりました。

政府関係者は、「前回、東京発着を除外した時は専門家による根拠があったが、今回は当てはまらない」などと話しています。

一方、都は、飲食店などへの営業時間の短縮要請について検討していて、重症者の推移によって判断する考えです。

都内では、重症者が、緊急事態宣言解除後で最多となる51人となっていて、都は、要請を出す時期などについて、検討を進めています。

25日夕方に小池知事が臨時会見を行い、都の対応について説明する予定です。