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“ワクチン”日本も2500万人分供給契約

2020年11月17日 11:42

アメリカのバイオ医薬品メーカー「モデルナ」は16日、新型コロナウイルスワクチンの臨床試験で94.5%の有効性が確認されたと発表しました。

モデルナは、現在3万人以上を対象にワクチンの最終段階の臨床試験を行っていて、その初期データに基づく暫定的な結果として、94.5%の有効性が確認されたと発表しました。また、数週間以内にアメリカのFDA(=食品医薬品局)に緊急使用の許可を申請するとしています。

ワクチンは今年中にアメリカ国内向けに2000万回分を出荷できるとしていて、来年には世界各地に向けて5億回から10億回分を生産できるとしています。

開発が成功すれば、日本政府も2500万人分の供給を受ける契約を結んでいます。供給される場合、来年6月までに2000万人分、7月から9月に500万人分だということです。