×

“コロナ禍クリスマス”プレゼントにも変化

2020年11月12日 21:47
“コロナ禍クリスマス”プレゼントにも変化

クリスマス商戦を控え、ソニーの家庭用ゲーム機、プレイステーション5が12日、発売となりました。コロナ禍で迎えるクリスマスですが、今年はどんな「おもちゃ」が子どもたちに人気なのでしょうか。

夜の神社に浮かび上がる青いライトアップ。ここは、商売繁盛の神様が、まつられている神田明神。実はこれ、プレイステーション5の発売を記念して行われたイベントなのです。

進化を遂げ、12日、発売されたソニーのプレイステーション5。特徴は、データを読み込む速さが、これまでのおよそ100倍になったこと。

さらに、コントローラーの振動機能が向上しました。

お客さん「当たりました」

店員「おめでとうございます」

今回の販売、新型コロナウイルスの対策で事前に行われた抽選で当たった人だけが、買うことができました。

当選した購入者「片っ端から応募して、奇跡的に当たったので」

クリスマスまで、およそ1か月半。今、ゲームやおもちゃといったプレゼントを選ぶ人が増えてきています。

「コロナの人数上昇してきているので、家族で楽しめる物の方が本人が喜ぶかな」

「プラレールを(買う予定)。家の中で(遊べるプレゼントの方が)安心というのがありますよね」

感染拡大の「第3波」とみられる中で、迎える今年のクリスマス。

プレゼント選びにも変化が出ているのです。おもちゃなどを扱うトイザらスでは。

トイザらス スナモ店ストア・マネージャー 金井優哉さん「このような“おうちで遊べる”ような、ご家族で遊べるドンジャラが人気となっています」

外出を控えた「巣ごもりクリスマス」でも、おうちなどで遊べるおすすめのおもちゃを発表。

今年、人気となったキャラクターになりきれるおもちゃや、学びながら遊べるもの、運動不足を解消できるものなど、20アイテムを選びました。

ドンジャラを購入「家族みんなで(家で)できるかなと」

こちらは、アニメ鬼滅の刃の主人公になりきれるおもちゃ。

「全集中!水の呼吸!」振りかざすと、およそ50種類の決め台詞などが鳴ります。

また、前後にひねりながら滑るキャスターボードは、ソーシャルディスタンスを保ちながら、運動不足の解消に。売れ行きも好調だといいます。

金井優哉さん「おうちで過ごすことが多いと思うので、お子様やご家族の皆様が、楽しいクリスマスを過ごせるといい」

都内の雑貨店でも、「おうちクリスマス」を楽しむコーナーが登場。今年の特徴は…。

渋谷ロフト 芦谷昌樹マネージャー「ボタニカル(植物)というところで、草花を合わせて、おうちでゆったりと、でも豪華にしたいところの」

巣ごもり時間が増える中、部屋で癒やし空間を演出できるよう、草花を使ったクリスマス商品などが、多く並んでいました。売り上げも好調で…。

渋谷ロフト 芦谷昌樹マネージャー「(クリスマスコーナーは)およそ3割増しくらいの売り上げというところで」

さらに、こちらの店舗では、今年は、海外から輸入したクリスマスカードの売り場が拡大しているということです。

友人と会う機会が減っているため、カードにメッセージを書き込み、送る人が増加。

お店では、自粛の中でも、海外旅行の気分を味わってもらいたいと、輸入のクリスマスカードを多く展開しているということです。