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警視庁 大学生らに“薬物の危険性”講義

2020年11月11日 21:20
警視庁 大学生らに“薬物の危険性”講義

大学スポーツ界で違法薬物の使用などの問題が相次いだことを受け、警視庁は都内の大学の協力のもと運動部の学生らに向け、薬物乱用防止の講義を行いました。

講義は11日午後、東京・世田谷区の国士舘大学で行われ、教室には運動部の学生20人のほか、リモートで別のキャンパスの運動部の学生およそ210人が出席しました。

講義をしたのは薬物捜査を担当する現役の女性捜査員で、薬物依存に苦しむ大学生の実例を交えながら大麻などの危険性について触れ、学生は真剣な表情で聞いていました。

国士舘大学サッカー部2年・細井弘貴さん「今日の講義を聞いて(薬物を)絶対使用してはいけないと改めて感じました」

警視庁組織犯罪対策第5課・林次郎課長「ゲートウェイドラッグと呼ばれている若年層の大麻汚染をできるだけ封じていきたい」

警視庁は今後もこうした活動を続け、薬物乱用防止を図っていきたいとしています。