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コロナ影響 冬のボーナス17万円以上減

2020年11月10日 20:57

新型コロナウイルスの影響で、この冬のボーナスは、17万円以上のマイナスとなったことが労働組合でつくる団体の集計で分かりました。

全労連などは、この冬のボーナスについて1回目の集計をまとめた結果、抽出した118の組合の平均は51万8058円で去年より17万2541円の減少となりました。

また、去年と比較が可能な147の組合のうち、およそ半数の72組合が去年より引き下げられたことが分かりました。

全労連の黒澤事務局長は、「リーマンショックの翌年よりも状況が厳しくなっている。企業は、政府の支援策を駆使しながら雇用と賃金を守る必要がある」と訴えました。

一方、厚生労働省によりますと新型コロナウイルスの影響で解雇や解雇見込みとなった労働者は、今月6日時点の累積で、7万人を超え、7万242人となりました。

前の週から112人増えていて、このうち、パートやアルバイトの非正規労働者は、428人でした。産業別では、最も多いのが製造業で1万3409人、飲食業で1万508人、次いで小売業、宿泊業などの順となっています。