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収穫間近の野菜や果物窃盗“15年前から”

2020年11月4日 20:57
収穫間近の野菜や果物窃盗“15年前から”

大阪の農園で、野菜や果物が盗まれる被害が相次いでいます。

深夜の畑に現れた人物。袋のようなものを持ち、しゃがみ込みます。

手を伸ばしたのは野菜。さらにもう一人現れ、袋に何かを入れ、立ち去りました。

2人が現れた畑は、大阪の八尾市にある貸し農園。

被害者「今回被害にあったのが、このカラーピーマンと、こちらショウガ。いいサイズのやつは、みんな持って行かれて」

収穫間近のピーマンやショウガが盗まれたといいます。ショウガは掘り起こされ、葉っぱだけが捨てられていました。

被害者によりますと、映像に映っていた2人は女性とみられ、収穫時期を狙っての犯行だとみています。

野菜を盗まれた被害者「どこにこういったものが作られているかっていうのが、分かっている方だと思うので、下見とかに来られているんじゃないかと思っています」

被害総額は4万円以上になるということです。

さらに被害をうけたのはこの畑だけではなく…。

野菜を盗まれた被害者「もうほとんどっていうくらい」

この農園に植えられていたのはブンタンの木。30個以上あった実が、ほとんどなくなっていたといいます。

ブンタンを盗まれた被害者「特にひどいのは今年。ほとんどなくなることは初めてですから」

被害者によりますと、盗難はこの地域で少なくとも15年ほど前から続いていて、今年は特に被害が多いといいます。

ピーマンなどを盗まれた男性は、被害届を提出。警察は窃盗事件として、犯人の行方を追っています。