首都圏の終電の繰り上げを発表したＪＲ東日本に続いて、小田急電鉄も、来年春のダイヤ改正で終電を繰り上げると発表しました。

小田急電鉄によりますと、新宿駅発の小田原線下り小田原行き最終電車は現在、午後１１時４２分に出発していますが、来年春のダイヤ改正で２０分程度繰り上げるということです。同様に江ノ島線や多摩線も１０分から２０分程度繰り上げるとしています。

また、上りの最終電車も最大２０分程度の繰り上げを予定しています。これにより、午前１時台に運行する電車はなくなるということです。

また、一部の始発電車も午前４時台を中心に１０分程度繰り下げるということです。小田急電鉄の試算によりますと平日でおよそ１万２０００人に影響が出るということです。

小田急電鉄は、ダイヤ改正により夜間のメンテナンスの効率化や作業環境の改善を図りたいとしていて、詳しい改正時刻は来月発表するということです。