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大統領選日本時間今夜から投票 最後の訴え

2020年11月3日 7:32

日本時間の3日夜、アメリカ大統領選挙の投票が開始されます。両候補は、それぞれ激戦州で最後の訴えを行っています。民主党・バイデン氏の地元デラウェア州から伝えます。

バイデン氏は、まず激戦州のひとつオハイオ州を訪れ、力強い演説で投票を呼びかけました。

民主党・バイデン氏「あと1日だ!明日はこの国を分断した大統領に終止符を打つ機会になる」

そのバイデン氏は現在、勝敗の鍵を握る東部ペンシルベニア州に移動、3つの集会を行います。3日夜の最後の集会には、若者に影響力のある人気アーティストのレディー・ガガさんもかけつけ、バイデン氏の勝利に向け、後押しします。

そのバイデン氏の地元では大統領誕生に期待の声が聞かれました。

バイデン氏の支持者「この州からホワイトハウスの主になる人が出るかもしれないなんてワクワクする」「バイデン氏はオバマ前大統領のように人を気遣い助ける大統領になれる」

一方のトランプ大統領は1日で激戦州を4つ飛び回り5回の集会を開きます。

共和党・トランプ大統領「4年前の選挙前日に負けると言われていた9州ですべて勝利した」

この日、最初の集会を開いた南部のノースカロライナ州は、開票結果が早く判明するとみられていて、大統領は「この州で勝利すれば、ほかの激戦州であるペンシルベニア、フロリダ、すべてで勝利するだろう」と訴えました。

両候補ともこのあと夜まで集会を続けたあと、4日、運命の日を迎えます。